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「Google査読」の時代は来るか?
2008年3月15日、執筆者:Nicolas Bottari
科学情報をオープンアクセスにすることについての論争に、間もなく突破口が開かれそうです。Wired Scienceによると、Googleのサイトhttp://research.google.comは科学データの無料保存場所を提供し、しかもそのサイトは “access to the data will be free for all”とのことです。
そのサイトにはデータが保存されるだけでなく、ユーザーがコメントを書くこともできるようです。つまり将来的には、Googleが査読ツールとして使用されるようになる可能性もあるということです(“ブログで査読?”を参照)。実現すれば、世界中の研究者が、経済的・政治的状況とは無関係に、必要な情報にアクセスできるようになるでしょう。