ChatGPTがElsevierConnectの記事冒頭文を執筆
2024年7月30日、執筆者:Guy Harris
AI (Artificial Intelligence:人工知能) とLLM (Large Language Models:大規模言語モデル) が登場し、学術出版は一変しました。ほとんどのジャーナルはAIの使用を認めています。例えば、Elsevierは次のように述べています:
Our policies are clear that LLMs can be used in the drafting of papers as long as it is declared by the authors on submission.
しかし、初期エラーは必ず起こります。X(旧ツイッター)のユーザー、Guillaume Cabanac (@gcabanac) は、発表された論文の中にChatGPTの回答部分を見つけました:
So #ChatGPT wrote the first sentence of this @ElsevierConnect article. Any other parts of the article too? How come none of the coauthors, Editor-in-Chief, reviewers, typesetters noticed? How can this happen with regular peer-review?
この記事は数ヶ月間インターネット上に残っていましたが、現在は撤回されています。 https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S2468023024002402
XユーザーのErdinç Saçan @erdincsacanは別の例を見つけました:
このような問題は、AIが執筆支援をする新時代の初期段階では、避けられません。それにしても、執筆/校閲/出版のプロセスを進める中で、なぜ誰もこのようなミスに気づかなかったのでしょうか。