almost all、most、most ofの違い
2008年7月2日、執筆者:Nicolas Bottari
“almost all” / “most” / “most of” の使い分け
こ の3つの語句は意味が似ていますが、使用法が少し違います。
“Most of”と“most” は意味が同じですが、文脈によってどちらを使うかが決まります。
例1:
“Most of” とは集合の中で、多くを占めると言う意味です。
白い犬を2匹、茶色の犬を2匹、黒い(black)犬を6匹の計10匹の犬を飼っている場合、次のように表現できます。
Most of the dogs are black.
この例では、集合の母体は10匹の犬です。
例2:
“Most”は一般的な(特別ではない)ことを示す場合に使われます。
Most dogs like to swim, but most cats do not like to get wet.
例3:
“Almost all” は、あるものの中において非常に高い割合であることを意味します。
Almost all cats have fur.
ある種の猫には毛皮がありませんが、それ以外のすべての猫には毛皮があります. この場合、 Most cats have fur. ということもできますが、わずかな例外しか存在せず、ほぼ100%に近い数字であることを強調するために “almost all” が使われます。
3つすべてを用いた例:
We asked 100 people to answer a questionnaire; most of them refused, but 34 agreed. The participants were asked if they thought most people believe that animal testing is necessary. Almost all of the 34 people answered “yes.”