論文レスキュー

「データは有用なのに、論文はリジェクトされた」

研究が価値あるものであっても、その成果をまとめた論文が1度ならず、何度もリジェクトされる・・・フラストレーションのたまる状況ですが、珍しいことではありません。

リジェクトされた論文の多くは、たとえ査読者のコメントが手厳しいものであっても、レスキューが可能です。修正して再投稿すれば、アクセプトされる可能性が高いものです。

リジェクトされた論文のICU

リジェクトされた論文全体を徹底的にオーバーホールする「論文のICU(集中治療室)」、それがDMCの「論文レスキュー」です。

数千人の研究者の論文を手がけてきた経験に基づき、あなたの論文と査読者のコメントを精査。著者・校正者のやりとりによるチームワークで論文を修正し、アクセプトを目指しましょう。
研究の価値を、今度こそ発揮させたい-「論文レスキュー」の想像以上の効果に、きっと驚いていただけることでしょう。

DMCの豊富なレスキュー実績

「論文レスキュー」の実例は、 ケーススタディでご覧ください。リジェクトされた論文の要旨を明確化し、発表価値のある内容にインパクトを与えてレスキューした成功例をご紹介しています。

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リジェクトの理由は様々

データは有用なはずなのに、論文がリジェクトされてしまう。それも何度も・・・という場合、問題は研究ではなく、論文にあるのかもしれません。問題点を明確し、修正する「ターゲット・レスキュー」でご支援します。

以下は、リジェクトされた著者とDMCの間でよく交わされるQ&Aの例です。

Q: データに問題はないはずなのですが、論文がリジェクトされてしまいました。それも2回連続です。
A: あなただけではありません。どんな著者にも、リジェクトはいつでも起こりえます。もちろん正当なリジェクトもあります。ジャーナルの領域からテーマが外れている場合や、掲載に値するほどの重要性がない場合などです。こうした場合は著者にとっては不運ですが、少なくともフェアなリジェクトといえます。

しかし、リジェクトの中には次のようにアンフェアなものもあります。 

  • 研究が新しすぎたり、そのためにまだ混乱気味で、査読者が単に理解できず、関連性を見落としてしまう場合 

  • 論文が研究内容をうまく伝えることができていない場合や、その研究の限界に関して明示していない、あるいはまったく説明していない場合

  • 単純にうまくその研究を説明できていない場合

こうした種類のリジェクトを、DMCでは「アンフェア」と呼んでいます。これこそが、「論文レスキュー」が主な対象とするリジェクト例です。


Q: 査読者は厳しい。実はあきらめかけています。
A: データの妥当性に自信をお持ちでしたら、ほとんどの場合、レスキューは可能です。


Q: どのように「レスキュー」してもらえるのですか?
A: お客様の論文そのもの、それからリジェクトした編集者や査読者のコメントを精査します。数千人におよぶ日本人研究者の英語論文を手がけてきたDMCの校正者たちが、論文を徹底的に改良します。
これには非常に内容の濃いプロセスです。例えば、札幌医科大学口腔外科の仲盛健治博士の場合、再投稿までに7回の改訂を行いました。また、投稿後の査読者への回答は6回に及びました(論文レスキューには「査読者への回答サポート」も含まれています)。このレスキュー・プロセスを通じ、仲盛博士とDMCの校正者の間では、40回のメールのやりとりが行われました

「論文レスキュー」ではもちろん、DMCの通常の校正技術(ディープ・エディティングチームレビューグローバルスタンダード・チェック をすべて動員します。
精確でエレガントに生まれ変わった論文は、研究者としてのお客様の有能さも伝えることでしょう。新しい査読者に、強い印象を残す論文となるはずです。

Q: 「論文レスキュー」は本当に効果がありますか?
A: もちろんです。ケーススタディ をご覧ください。著者が執筆する論文はたいてい年1~2本です。一方、DMCでは毎月数百本の論文を校正しているがゆえ、お客様の論文を最適化するノウハウをもっています。実際、レスキューした論文で、発表されなかったものはありません。

Q: 分かりました。まずはどこから始めたらよいでしょう?
A:簡単です。DMCの「論文レスキュー」についてお読みいただき、ケーススタディでご確認ください。
そして「論文レスキュー」が役立つと確信いただけたら、該当論文とリジェクトされた際に受け取ったレターやコメントをまとめてお送りください。いただいた情報を検討後、お客様に質問とコメントをお返しいたします。
これにご返答いただいてから、レスキューが可能かどうか判断し、お知らせさせていただきます。レスキュー可能な場合は、この時点でお見積もりや納期もお知らせいたします。

「論文レスキュー」のプロセス

「論文レスキュー」では、DMCの 通常の校正サービス(スタンダード校正) で駆使するすべての校正技術に加え、さらに特別なノウハウで、 文章の簡潔さ、読みやすさ、一貫性などを向上させます

・主要テーマに焦点を絞る

木と森の関係を考えてください。論文の中には、主題から焦点がずれてしまっているものがあります。すると、伝えたいことが埋もれてしまい、査読者が主旨を見失いかねません。 DMCでは原稿を再検討し、焦点を絞り直して、何が重要であるかを明確にます。ときには文脈や主題の意味づけから再検討したり、データの強調点を変更するかもしれません。
また、主要点と副次的な事項を切り分け、副次的な情報はそれ相応の文脈に入れ、主要点がより強調されるように、全体構成から変更することもあります。

・論文のコンパクト化

あなたの論文は、「文章インフレ」 に陥ってはいませんか? 根拠がない主張、不要情報、冗長表現などが存在すると、焦点がぼやけてしまいます。
「論文レスキュー」では無駄を削り、本質的で必須な内容だけを残してコンパクト化することで、明瞭・簡潔で読みやすい論文に作り変えます。

・研究の限界を明示する

どんな研究にも限界があります。限界が明示されていない場合、査読者は厳しく、逆に明確に限界を示している場合には寛大になる傾向があります。
DMCでは、著者が自分の研究の意義と、その限界の両方を認識していることを、率直かつ賢明な方法で明示し、査読者も納得できるものにします。

「論文レスキュー」のプロセス

  • Step 1
    お客様からのコメント、論文、リジェクトした査読者のコメント 、その他の参考文献や資料をまず精査します。これによって論文の領域を把握し、リジェクトされた理由を探ります。同時にレスキュー戦略の全体像を描きます。
     
  • Step 2
    次に著者とメールまたは電話で協議します。DMCからは査読者のコメントに基づいた質問を色々させていただきます。また査読者が誤っている(あるいは正しい)とお客様が考える理由をお尋ねします。このプロセスを経て、最終的なレスキュー戦略を練り、お客様の承認を得ます。
     
  • Step 3
    いよいよ最初のドラフト作成です。まず、レスキュー戦略に必要な大幅な改編を行い、論文の「筋書き」の焦点を絞り直します。この時点でお客様にご覧いただき、論文の方向性や伝えたい内容が合っているかどうか、ご意見をフィードバックしていただきます。
     
  • Step 4
    レスキューの基本的なアウトラインができたところで次に、DMCの ディープ・エディティングチームレビュー手法を採り入れます。著者と校正者がやりとりを繰り返して協同作業し、論文のバックグラウンドから詳細部分までを詰めていきます。

    この時、査読者のリジェクトのコメント は、大変参考になります。レスキュー中の論文に対する批判を予測し、ディフェンスに対する準備ができるだけでなく、最初から批判を招かないための対策も打てます。

    例えば査読者のコメントを参考に、それに対処するセンテンスやパラグラフを論考部分に追加することも可能でしょう。また情報を削除したり、新たな原稿を挿入する場合もあるかもしれません。また重要な引用が適切に論じられているかどうかについても確認します。

    ステップ4ではお客様からのフィードバックや方向性の指示、アドバイスなどを反映させながら、通常4~5回以上の改訂を行います。レスキュー完了まで、もう一歩です。

     
  • Step 5
    レスキューの最終段階です。グローバル・スタンダード に準拠しているか、「筋書き」は完璧か、前回リジェクトした査読者の異議についてすべて対処できているかなどを確認します。さらに構成の適切性、テキストの明確さと精確さを再確認します。お客様から再度、ご質問やコメントをいただきます。このプロセスが終了すれば、いよいよ投稿準備、完了です。

仲盛博士の場合

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札幌医科大学口腔外科の仲盛博士は、2つの有力なジャーナルに論文を投稿しましたが、どちらからもリジェクトされ、DMCに「論文レスキュー」が可能かどうか打診されました。

DMCでは、2つの大きな問題を発見しました。
まず、30年という長期間をかけて集めた価値あるデータの一貫性を、査読者に納得させることに失敗していました。

2番目に、発見の意義とオリジナリティが強調されていなかったため、査読者がその重要性に気づくことができていなかったのです。

査読者からは次のようなコメントが返されました。

"The manuscript is far too long and should be considerably shortened and focused towards the main purpose of the article by eliminating the irrelevant discussions (and there are many of them). ”...- reviewer comment


仲盛博士とDMCの校正チームは協同作業で、論文を最適な形に改変しました。またレスキューした論文の投稿後も、新しいジャーナルの査読者とのやりとりが適切に行われるようサポートしました。

校正者が、著者と複雑なニュアンスについて日本語で話し合える能力は、研究の意義を把握するために不可欠です。DMCのバイリンガルな論文レスキューチームはその力をいかんなく発揮し、論文の言語面とセンテンス構造を磨き、リジェクトされた論文に明確な意義とオリジナリティをもたらすことに成功しました。

仲盛博士の例には、元の論文の問題点と「論文レスキュー」による解決方法がよく示されています。 博士は次のような感想を寄せてくださいました。

「英語、特に専門用語や特殊用語でのニュアンスの表現が難しかった。研究分野に関する特別な知識が必要なので、まず最初に論文や発表資料といったリソースをメールでやりとりして説明し、研究内容について共有しました」(仲盛健治博士)

 

改訂した論文は2008年9月、 Oral Surgery誌にアクセプトされました。

・バイリンガルの専門家レスキュー・チーム

論文レスキュー・チームの校正者は全員、医学およびライフサイエンスの専門家で、バイリンガルの英語ネイティブ校正者もおります。お客様とのメールや電話、ミーティングは日本語でコミュニケーションいたします。

「最初の論文がリジェクトされたのは、研究の主旨がジャーナルの期待を満たしていなかったからなのか、表現が未熟だったからなのかは分かりません。しかし、DMCが問題の解決を助けてくれたことは確かです」(仲盛健治博士)

仲盛博士の論文レスキューのケーススタディは Oral Surgery こちらをご覧ください。

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納期

「論文レスキュー」にかかる時間は、論文によって異なります。通常は、2週間以内に最初のドラフトをご返却し、1か月以内に最終プロセスを完了するよう尽力しております。

お急ぎの場合には「優先サービス」もご用意しています。詳しくは、発注フォームをご覧ください。

料金

「論文レスキュー」の料金は、論文の複雑さや長さによって異なります。見積をご請求ください。

当社の論文レスキューサービスについて

こちらのサービスは英語論文対象のサービスとなっております。日本語論文には対応しておりません。日本語原稿・データ等から英文論文に完成させるご依頼の場合は、一度英文に翻訳させて頂きましてから作業を開始いたします。まずはご相談ください。