略語に付ける冠詞
2007年9月19日、執筆者:Nicolas Bottari
先日、初心者が英語の科学文書を書く時によく抱く疑問について回答を求められました。
「省略語や頭字語に冠詞を付ける場合、 ‘a ’ なのか、それとも‘an’ なのか、どのように決めるのですか?」と。
アメリカ化学会(the American Chemical Society ・ACS)の指針によれば、省略語や頭字語に付す冠詞は、その省略語や頭字語の最初の文字の「発音」に委ねられます。
つまり、最初の一文字の発音が母音(a,e,i,o, and u),なら‘an’を、それ以外なら‘a ’を使うことになっています。
例
-
The samples were run on an HPLC system
Hは“ay-ch”と発音されるので、‘an’が使われています。 -
The samples were extracted using an SPE column.
Sは“ess”と発音されるので、‘an’が使われています。 -
The results were presented at a CDM conference in 2006.
Cは“see”と発音されるので、‘a’が使われています。 -
The samples were pipetted with a YDPM Pipette Master 3000.
Yは“why”と発音されるので、‘a’が使われています。
‘a ’または‘an’のどちらを使うかの選択は、発音が母音なら‘an’をそれ以外なら‘a ’を使う。つまり、略語ではない通常の単語とまったく一緒なのです。
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